【2025年施行】ベトナム・ビザ免除とビザ種類の最新情報まとめ(日本人向け)
2024年に発表された新たな決議により、今後ベトナムへの渡航条件が大きく変わる見込みです。日本からの渡航を検討している企業担当者・駐在員・観光客の皆様に向け、ビザ免除措置と主なベトナムビザの種類について解説します。
1.ビザ免除の主な内容(決議第44号/NQ-CP)
ベトナム政府は、2025年3月15日から2028年3月14日までの間、日本を含む12か国に対し、最大45日間のビザ免除を適用することを正式に決定しました。
対象国:
日本、韓国、ロシア、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド
滞在可能期間:
最大45日間(観光・短期出張など)
注意点:
パスポートの有効残存期間:入国時点で6か月以上が望ましい
電子ビザの活用:ビザ免除対象外の国籍、または45日超の滞在にはE-visaの申請が必要
この措置はベトナム政府の一方的判断によるもので、今後変更の可能性があります。最新情報は外務省または在外公館のサイトで確認してください。
2.ベトナムビザの主な種類(目的別)
ビザ免除期間を超えて滞在する場合、または業務・就労等の目的で渡航する場合は、以下のビザ取得が必要です。
■ 企業訪問(業務目的)
DN1ビザ:法人格を有する企業や組織との業務連携
DN2ビザ:商業拠点の設立、サービス提供、国際協定に基づく活動など
■ 就労(労働目的)
LD1ビザ:労働許可証の取得が免除されている外国人(国際協定等に基づく)
LD2ビザ:労働許可証を正式に保有している外国人
■ 家族帯同・親族訪問
VRビザ:ベトナム人の配偶者・親・子など親族訪問を目的としたビザ
TTビザ:LDビザ保有者の配偶者・18歳未満の子どもに対する帯同ビザ
まとめ
観光や短期出張の場合、2025年から最大45日間のビザ免除が活用可能になります。
長期滞在や就労予定者は、目的に合ったビザ(LD、DN、TTなど)の取得が必要です。
渡航前には、最新の制度変更や必要書類を確認し、余裕を持った準備を行いましょう。
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